
昨日、初めてお客様に「電話をしてくれてありがとう…・」と言われました。
遺骨を入れるアッシュペンダントを、誕生石でご注文頂いたお客様だったのですが、
オーダーで2週間かかるのを、49日の納骨に間に合わせたいから、
1週間で何とかなりませんか?というメールが来たのです。
確認するも無理だったので、メールでお伝えせずお電話をすることにしたんです。
電話に出た奥様は、ほっとした声で「電話をくれてありがとう」と言ってくれたのです。
インターネット、メールでお取引をしていると、
電話をすることにためらうことがあります。
相手のタイミングや気持ちを考えすぎて、メールにはメールで返すのが礼儀というか・・・・。
滅多な事がないとかけない電話でしたが、
あんな心のこもった有難うという言葉は、久しくなかったような気がします。
雨の薄暗い昼間、誰かの声が聞きたかったのだと感じました。
淡々とメールでやり取りする気持ちではないのだと・・・・。
「1年前に母が亡くなった時は、手元供養を知らなかったんです。
分骨も良くないと思ってました。でも、今回は主人で・・・・・・・・・・。
今日は雨だし、でもやらなくちゃいけないことだらけで・・・、
でも行動力が湧かなくて・・・・」
と奥様の声が涙声に変わりました。
「娘がこんなのもあるよと見つけてくれて、夫婦で同じ誕生月なの。」
「あの人に傍にいてほしくて・・」
涙声の奥様との会話。私も一緒に泣きました。
当たり前のように傍にいた家族が、突然いなくなるという事。
悲しみの中、喪主としてご主人の会社関係や手続きなどバタバタと慌ただしい毎日。
いつか自分が経験するだろう悲しみを想像することは簡単でした。
胸が苦しくなりました。
アッシュペンダントへお名前と誕生日の刻印をご注文されたご夫婦。
刻む誕生日はつい2か月前の日付でした・・・・・。
私も経験があるので、死産されたお子様であろうことは安易に想像が付きました・・・。
私もそうだったのですが命日と言うより、誕生日なんです。
自分の販売している商品に、どれだけ「深い想い」が込められ大切にされるのか・・・。
改めて実感し、身の引き締まる思いでいます。
実際にお客様と会えたりお電話で声を聞けるのは10%にしかすぎません・・・・。
メールでのやり取り、商品も郵送・・・・。
これではお客様のお名前すら記憶出来ません。
それでも、別れの辛さを抱えるお客様の心の拠り所になるのだということを
決して忘れることなく、事務的な対応ではなくて心のこもった一言が伝わるよう、
真心を持って接していきたいと思っています。
手元供養は、まだまだ知らない方も多いと思います。
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